重厚感のある門構えに導かれた石組みを活かした庭

建物の大規模リフォームに伴い、造園工事も外構を含む大掛かりなリフォームのご依頼でした。

門塀は既存のコンクリートブロックむき出しの部分を左官塗装仕上げにし、正面は瓦や石で門塀を構成し、重厚感のある雰囲気に仕上げました。

前庭はアプローチの石貼りを直線にすることにより庭全体が引きしまったイメージに、六方石をアクセントに既存の樹木や石の配置換えにより、空間を広く見せる工夫をしました。

 

重厚感のある門構え・スライド門扉

台杉と六方石で伸びやかさを演出

施工前の状況との比較

外壁は昔ながらの大谷石の門塀とコンクリートブロック積みで、黒ずみが目立ってきていました。全面道路側いっぱいに門塀が建てられているので、セットバックして手前に駐車スペースを確保する計画にしました。

庭の部分は、残す樹木と新たに植える樹木のスペースのため、区切りになっていた玄関ポーチ前の石積み花壇を撤去し、ひとつの空間として広々使えるようにした。

施工前

施工後

道路から門塀をセットバックすることにより、手前に駐車スペースが確保し、門塀の重厚なイメージを損なわないようにした。

施工前

施工後

既存の花壇を撤去し、地面をフラットにすることで空間を広く使うことが出来るようになり、アプローチへの動線もはっきりとした。